『木のうつわを食卓へ 17』
須田二郎 (木工)
「駆け出しの頃は、こんなもの売れるワケネェーとか常識ナシとか遊んでないで早く就職しろと言われたのですが、言ったのは全員オヤジで、素敵!とかキレイ!と言ってくれたのは料理研究家さんとかスタイリストさんとか女性でした。
日本の木のサラダボールは、女性に育てられたと言う事です。
一人でポツリポツリやっていた頃がウソの様で、今では多くの作家が生まれました。
流行作家に成って鼻息が荒い人もいますが、何も無い所から、一つの工芸が生まれたのは、女性の力なのです。
作家の数が多く成って来ると必ずしも飯が食える人だけで
はなくなり、苦戦する人も多く成って来ました。
ぜんぜん売れないとか、何を作ったら良いのかわからないと言う人もたくさん居ます。
原点に戻り、食卓が豊かに成るもの、女性が幸せに感じるものに、フォーカス出来たなら、問題も解決して行くのではと思ってます。[2019.11 須田二郎]」
*木のスプーン作りワークショップ*
講師 → 須田二郎
日時 → 1/25(土)・26(日) 各日 11:30〜15:30 (受付)
ご予約の方を優先させていただきます。
ご予約の受付は、1月11日(土)の12:00より、
お電話(03-5458-6991)にて承ります。
留守番電話やFAXでのご予約は受け付けておりませんので、
お気をつけください。
内容 → 木のスプーンを、20分くらいで、参加費無料で作っていただきます。
汚れても良いような、温かい服装でお越しください。
*こてらみやさんによる2日間限定のオサル食堂*
日時 → 1/25(土)・26(日) オープン !!
11:00〜15:00 (ラストオーダー)
各回12名様まで、ご予約の方を優先とさせていただきます。
①11:00〜12:30
②13:00〜14:30
③15:00〜16:30
全3回の中からお時間をお選び下さい。
ご予約の受付は、1月11日(土)の12:00より、
お電話(03-5458-6991)にて承ります。
留守番電話やFAXでのご予約は受け付けておりませんので、
お気をつけください。
メニュー → 須田二郎さんの木のうつわでお食事を楽しむセットです。
・ アッシェ・パルマンティエ
・ フレッシュ野菜のプラリネソース
・ 根菜のエチュベ
・ パン
・ プラリネマカロンとオサル食堂オリジナルブレンドコーヒー
以上がセットになって、2500円(税込)です。
「2020年の『オサル食堂』開店のお知らせです。
寒中お見舞い申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年のお正月は暖かい日が多かったですね〜。
なんだか気が抜けて、お正月気分が盛り上がらなかった気がします…。
さて、もうご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、『オサル食堂』を開催してきた、代官山の『ぎゃらりー無垢里』さんが、来年2021年の2月上旬に閉店されることになりました…。
昨年末に店長の岡ちゃん(岡田さん)にそう聞かされて、須田さんと一瞬絶句…。
須田さんの作家スタートのきっかけとなったギャラリーであり、わたしの『オサル食堂』が生まれたギャラリーでもありました。
無垢里さんは、わが家から歩いて行かれる距離ということと、須田さんの展示会の時のワークショップが楽しくて、ちょこちょこ顔を出していました。
そんなある日、須田さんから『食事のイベントやってみない?』とお声がけいただいて、『オサル食堂』を始めたのが2011年の1月。
早いもので、今年で10年目。
あっという間の10年でした。
毎回、須田さんの展示会が終わった時に、『また来年もね〜!』と約束をするのですが、終わりが見えるとなんとも寂しい…。
と、ちょっと寂しいお知らせから始まりましたが、
2020年のオサル食堂のおしらせです。
1月24日(金)より、木工作家の須田二郎さんの個展『木のうつわを食卓へ 17』が、代官山のギャラリー無垢里さんで始まります。
その会期中の25日(土)、26日(日)の2日間限定で『オサル食堂』を開店させていただきます。
今年の『オサル食堂』は…、
〜森の食堂へようこそ〜 というテーマで、きのこや木の実を使ったメニューを須田さんの木のうつわで召し上がっていただくお食事会です。
今回のメインは、フランスのミートポテトグラタン『アッシェ・パルマンティエ』。
滋賀のお肉屋さん、サカエヤさんの近江牛6.4mmの粗びきミンチを香ばしく焼き付け、玉ねぎと数種のきのこを炒めたものと合わせて、耐熱容器に敷き詰めます。
その上になめらかなマッシュポテトをかぶせて、パルミジャーノレッジャーノをふりかけてこんがりと焼き目をつけたらできあがり。
粗びきミンチを使うことで、お肉のうま味と存在感が楽しめます。ミンチを炒める時に、トマトを加えずに塩のみで仕上げているので、きのこのうまみ、じゃがいもの香りを噛みしめるたびに感じていただけると思います。
あとは、かぶや大根など、生野菜にプラリネソースをかけたもの。
これは、*ミドリーヌさま(以下、あまいもん↓を参照のこと)の本で紹介されている『プラリネ』を使って作るディップソースがおいしかったので、オサル自家製の味噌と合わせてソースにしました。
ナッツの香ばしい香りとほんのりとした甘み、味噌のコクでお野菜がいくらでも食べられそうなぐらい!笑。
お野菜は、写真のものとは内容が変わるかもしれませんが、ソースに合うものを選びますのでお楽しみに。
もうひとつのお野菜メニューは、『根菜のエチュベ』。
れんこん、ごぼう、にんじんをワインビネガーと塩、お砂糖、スパイス数種、オリーブオイルで蒸し煮にしたものです。
クミンやコリアンダーシードがほんのり香り、パリッと歯ごたえよく仕上げます。
あとはパン。
そしてもしかしたら…
なにかもう1品増えるかも…。
今、考え中です笑。
最後になりますが!!!今回の目玉は!!!
ボルドー在住の菓子研究家のミドリーヌさまこと青山翠さんが、食後のあまいもんを作ってくださることになりました!!!
わたしが大好きなお菓子を魔法使いのように、ちょちょいのちょいっ!と作ってくれるミドリーヌさまの著書『フランス生まれのキャラメルナッツ プラリーヌ』が昨年の11月に発売されたということもあり、今回はプラリーヌをアレンジしたマカロンを作っていただく予定です。
ミドリーヌさまのマカロンは、本当に美味しいんですよ〜。
プラリーヌもころんと添えられますよ。
もちろん一緒にお出しするコーヒーは、アオトコーヒー謹製オサルブレンドです。
プラリーヌをポリポリかじりながら、ひでちゃんがブレンド作業に精を出してくれました。
すでに数回試飲していますが、いい感じに仕上がりましたよ〜。
アオトコーヒーファン必飲です!
そして〜今回のドリップを担当してくれるのは、VIVA COFFEEのエスプリを受け継ぐ、『パパド麻子』こと中川麻子ちゃん!。
いつも仕込みからお手伝いしてくれる女工チームの一員でもあり頼もしい女子です。
須田さんの木のうつわで召し上がっていただくオサル食堂は今回を含めてあと2回。
森のくまさん(?)と共に、みなさまのおいでをお待ちしております。
[2020.1こてらみや]」
【上記2日間と前後2日間、無垢里喫茶はお休みいたします。
ぜひ、オサル食堂をお楽しみください!!】 |